楽天証券でつみたてNISA 投資信託の手数料に注意です!

つみたてNISAを始めようと思っている人に向けて注意喚起をします。

楽天証券のつみたてNISA対象の投資信託は「172本」あり、どれに投資するか迷う人も多いと思います。そんな人のために楽天証券が「はじめるなら この1本」というタイトルでおすすめの投資信託を3つ紹介しています。その3つについて、私は「おすすめできないな~」と思うわけです。なぜなら手数料が高いからです。

今回は楽天証券のおすすめ3本と手数料が安い投資信託の探し方をお伝えします。

 

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楽天証券のおすすめ投資信託3本

(楽天証券HP)

楽天証券でおすすめしている3本の概要です。

名称

投資内容 手数料
(管理費用)

たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型)

国内外の株式、公社債、不動産投資信託 0.55%

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

全世界ETF(実質、全世界の株式) 0.212%

年金積立 Jグロース

成長が期待できる企業を厳選して投資 0.902%

楽天・全世界株式インデックス・ファンドの手数料は0.212%なのでまだ良いですが、他の2つの手数料は高いと思います。手数料は投資信託を保有していれば必ずかかるコストです。つみたてNISAの非課税期間は20年なので、それぐらい長い期間の投資になります。毎年のコストを抑えることができれば、20年後に何十万円もお得になります。

例1:毎年40万円積立(計800万円投資)、20年、年利4%、手数料0.55%
→利益 約3,464,000円例2:毎年40万円積立(計800万円投資)、20年、年利4%、手数料0.2%
→利益 約3,907,000円その差、約44万円です。

つみたてNISAで運用できる投資信託は金融庁が厳選したものです。だからと言って「どれを選んでも安心」というわけではありません。手数料を抑えられる投資信託を選ぶべきです。

年金積立Jグロースは短期間なら良い運用成績を残せるかもしれませんが、長期でそれをするのは難しいと思っています。なので、つみたてNISAではおすすめしません。

 

手数料が安い投資信託の探し方(楽天証券)

投資信託を選ぶとき、手数料を抑えるため、手数料が安い順に並び替えましょう。

楽天証券のホームページより、

1.「NISA つみたてNISA」
2.「ファンドを探す」
3.「つみたてNISAファンド一覧へ」
4.一覧が出るので、「管理費用↓↑」をクリック

これで手数料(管理費用)を安い順に並べることができます。(もう一度クリックすると高い順になります)

(楽天証券HP)

目安としては、手数料(管理費用)が0.2%以下のものを選べば良いと思います。日本株式、米国株式、先進国、全世界、バランス型と揃っているので、迷うかもしれません。どれを選ぶかはあなた次第です。将来、どの銘柄が伸びるかは誰にも分かりません。

ちなみに私が運用している投資信託は2つです。

  • <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 手数料:0.1023%

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 手数料:0.1144%

※eMAXIS Slimバランス(8資産均等)もやっていましたが、より高いリターンを求めようと思ってやめました。

 

まとめ

  • 楽天証券がおすすめしている投資信託は手数料が高い
  • 投資信託を選ぶときは、手数料が安い順に並べて選びましょう

手数料に気を付けていれば、選んだ投資信託が伸びれば将来的により高いリターンを得ることができます。手数料が高いことはデメリットでしかありません。つみたてNISAは長期の投資となります。面倒だとは思わずに最初だけで良いので手数料をしっかり調べて積み立てましょう。

投資は自己責任です。しっかりチェックして購入しましょう!

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