常温ポテトです。
私は2023年2月から複数の通貨ペアを用いてトラリピを運用し、利益を得ています。
今回はNZDUSDの設定とその根拠について紹介します。
・投入証拠金⇒合計200万円
・目指す利益⇒全通貨ペア合計で月2万円(月利1%)以上
NZDUSDの特徴
NZD=ニュージーランド ドル
USD=アメリカ ドル
直近20年の相場は0.45アメリカドル~0.88アメリカドルとなっています。
ニュージーランドは商品市場に依存しており、主要な輸出品である農産物や金属の価格に影響を受けやすいため、リスクオン、リスクオフの市場ムードが影響します。
また、ニュージーランドは自然災害のリスクが高い地域であり、地震や火山噴火などの自然災害が発生すると、経済への影響が考慮され、NZDUSDの相場に影響を及ぼす可能性があります。
RBNZ(ニュージーランド準備銀行)とFRB(米連邦準備制度理事会)がNZDUSDの値動きに大きな影響を与えることがあります。両社の金利政策や経済指標の発表により、価格が大きく変動します。
NZDUSDのスワップポイントは買いが1日あたり1円~4円、売りが-19円~-22円です。売りのマイナススワップが大きいのが特徴です。長期で売りポジションを持つのはお勧めしません。
NZDUSDの設定
ハーフ&ハーフの戦略をとっています。
決めたレンジの半分から下を買い設定、半分から上を売り設定にする戦略です。
他のコアレンジャー戦略やダイヤモンド戦略よりもリスクが低い戦略となります。
「リスクが低い」というのはロスカットの危険性が低いということですが、同時に利益も少なくなります。
リスクが高い⇒ロスカットの危険性が高いが、期待できる利益も大きい
リスクが低い⇒ロスカットの危険性は低いが、期待できる利益も小さい
買い設定
レンジ:0.50300~0.69200
本数 :22本
値幅 :0.00900
利益幅:0.00700
トレール:なし
売り設定
レンジ:0.70100~0.89000
本数 :22本
値幅 :0.00900
利益幅:0.00700
トレール:なし
設定の根拠
月足で相場を見ると概ね0.50000~0.89000で推移しています。
この間で半分を買い、半分を売りで設定します。
直近の動き
下の画像は2022年9月~2023年3月の動きです。
2022年10月~11月に上昇し、その後は0.61000~0.65000で推移しています。
直近の実績、体感
2023年3月の実績は+4,584円
新規ポジションが5件、決済成立が5件でした。
クロス円(EURJPY、AUDJPY、CADJPY)と比べると件数が少ないです。
動きが緩やかなため、含み損を抱えることなく運用できているのが強みです。
ロスカットの危険性が低い設定となっていますが、可能性がゼロではありません。
今後、経済的な事情でレンジから上または下に抜ける可能性は十分にあります。
そのリスクを十分に理解してから運用をお願いいたします。