常温ポテトです。
ゴールド(XAU/USD)のEAが猛威を振るっていますね。ゴールドは非常にボラリティが高く(値動きが激しく)稼ぎやすいです(逆に言うと損失も出やすいので注意です)。最近は「金鳥」というEAが登場してTwitterでも話題になっています。
私も金鳥を使用中なので、今回はどんなEAなのかや使用感をお伝えします。
証拠金:25万円
ロット:0.01
想定月利は40~80%とのことです。
お試し段階ということで、最小ロットで稼働中です。2021年中はこれで様子を見ます。
選べるFX会社はXM、GemForex、ExnessのThreeTraderの4つから選べるようです。
金鳥はどんなEA?
ゴールドのナンピンマーチン型です。
初期設定、ロット0.01だと、15pips毎に
0.01>0.01>0.02>0.03>0.04>0.05…
という感じでナンピンしていきます。
1分足のチャートなのでエントリーも比較的多く、良いスピード感で利確していってくれますね。ただ、10ポジション目までナンピンが伸びた時は初エントリーから利確まで9時間ほどかかりました。
Gold Ticket(ゴルチケ)と比べてリスクが高そうですが、今のところは良く対応してくれています。ゴルチケは60pips~70pips毎のナンピンなので700pipsぐらいの大きい変動に耐えてくれます。しかし金鳥は15pips毎のナンピンなので、そこまでの変動には耐えられないと思います。金鳥はナンピン幅が狭いので、そうなる前に素早く利確する感じです。製作者様がいうには、攻撃モードと防御モードがあり状況によって切り替わるらしいです。
パラメータ
金鳥には設定できるパラメータが豊富にありますので主なものを紹介します。初期ロットは自分で決めて、後はそのままで問題ありません。
※Exnessの場合はゴールドが「1777.123」のように他よりも1桁多く表示されますので、画像のpipsの設定については1桁多くなります。
※以下の説明ではpipsを一般的な数値で書いています。上のパラメータ画像の150pips=通常の15pipsとなります。分かりにくくて申し訳ないです。
First Lots
初期ロットです。推奨は25万円毎に0.01です。公開されているデモ口座は証拠金100万円、ロット0.04です。
Stop First Order
trueにすると新規エントリーをしなくなります。
Take Profit Pips
利確するpipsを決めます。(デフォルトは15pips)
Step Pips
ナンピン幅(デフォルトは15pips)
Max Position BE
設定したナンピン数になると、利確するpipsが変更となります。
Take Profit BE Pips
上で設定したナンピン数になった場合の利確するpipsを決めます(デフォルトは10ナンピン以上になると1pipsで利確)。
Num Positions Change Step Pips
設定したナンピン数以上になると、ナンピン幅が変更されます。
Step Pips After Change
上で設定したナンピン数になった場合の、ナンピン幅を決めます。(デフォルトは11ナンピン以上になるとナンピン幅が30pipsになる)
Stop Economic Indicators
trueにすると経済指標が発表されやすい時間(2時、2時半、17時、17時半、18時、18時半、21時、21時半、22時、22時半、23時、23時半、24時、24時半と前後数分)は新規エントリーをしません。
Stop Monday
trueにすると月曜日は新規エントリーしません
Stop Weekend
trueにすると金曜日は新規エントリーしません
雇用統計やFOMCなどの前にStop First Orderを使い、安全に運用ができます。Stop Weekendを常にtrueにしている人が多いようです。土日に事件が起こると月曜日に値動きが激しくなり、ロスカットの危険性が高まる場合があります。金曜日にノーポジションにしておくことで、週明けの急変動のリスクを回避できます。また、ナンピンが伸びてしまってロスカットの危険性が高まったときは利益を小さくして決済してくれます。
様々な機能がついているので、設定に迷うかもしれませんがデフォルト設定で大丈夫です。ゴルチケは設定できるパラメータがロット数のみなので、とてもシンプルで迷う必要がありません。
金鳥の実績
期間は短いですが2021/11/29~12/10の実績を載せます。
11/30は月末の為、ノーポジションになった時点で停止させました。12/3の雇用統計まで停止させようと思いましたが、12/2は魔が差して朝9時~21時まで稼働させた結果です。12/10は「Stop Weekend」により新規エントリーなしです。
証拠金25万円にしては上々の結果ではないでしょうか?
様子を見て証拠金を追加してロットを上げようと考えています。当時まだ私は使用していなかったのですが、11月のゴールド急変動を乗り越えたということで安心感があります。
今後、大いに期待しているのですが製作者様は「金鳥は聖杯じゃありません。高い収益性を誇る反面、一方的なトレンドが起こると一気にロスカットされてしまう危険性があります」と注意を促しています。
金鳥の始め方
金鳥は製作者様がTwitterを通して動作用のパスワードを送信するという形で配布していました。しかし、2021年12月10日頃に配布を終了してしまいました。使用者が急激に増えて管理が大変になってしまったようです。配布再開の予定は今のところないようです。