FXの基本的なこと2 チャートとロウソク足

  • 2025年1月13日
  • FX

私の備忘録として、FXの基本的な項目を書いていきます。

 

チャートとロウソク足

 

ロウソク足

 

ロウソク足は相場の値動きを表したものです。

こんな形のやつです。皆さん見たことがあるのではないでしょうか。

 

 

こちらは米ドル/円(USD/JPY)日足のチャートとなります。

 

では、ロウソク足の説明です。

 

 

見た目はシンプルで、実体と呼ばれる本体と髭(ヒゲ)と呼ばれる線で構成されます。

価格が始値よりも高くなった場合は赤色のロウソク足(陽線)、価格が始値よりも安くなった場合は青色のロウソク足(陰線)ができます。

※ロウソク足の色は設定で好きな色に変更することができます。

始値(はじめね):ロウソク足が始まった価格

終値(おわりね):ロウソク足が終わった価格

高値(たかね) :期間中の最も高い価格

安値(やすね) :期間中の最も安い価格

 

1本のロウソク足が「1日」の値動きを表しているとした場合

始値:150円、終値:160円、高値:162円、安値:148円であれば

150円で始まり、一度は下がって148円になったものの、その後急上昇して162円まで達するが、最終的に1日が終わったときの価格は160円だった

といったようなことになります。

1日のうちにどんな値動きがあったかの詳細は分かりません。

1日の値動きの詳細は1本が1時間チャートや15分のチャートもありますので、そちらで知ることができます。

 

 

始値から終値の部分をロウソク足の「実体」、そこに収まらなかった部分を「ヒゲ」と呼び、上にあるヒゲを「上ヒゲ(うわひげ)」、下にあるヒゲを「下ヒゲ(したひげ)」と呼びます。

 

初めてチャートを見た時は意味が分かりませんでしたが、FXをやっているうちに分かってきました。

今はよく分からなくても、分かるようになりますので安心してください。

 

 

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ろうそく足の時間足

 

ロウソク足1本が完成する時間を自由に変更して表示させることができます。

先ほどは1本が1日である「日足」でロウソク足の意味を説明しました。

月足(つきあし):1本が1か月の値動きを表します

週足(しゅうあし):1本が1週間の値動きを表します

日足(ひあし):1本が1日の値動きを表します

4時間足:1本が4時間の値動きを表します
何時~何時の4時間なのかはFX業者によって異なります
6本で1日分の値動きです

1時間足:1本が1時間の値動きを表します
24本で1日分の値動きです

15分足 :1本が15分の値動きを表します

5分足:1本が5分の値動きを表します

1分足:1本が1分の値動きを表します

 

世間でよく使われているであろう時間足を挙げましたが、他にも30分足、2時間足、年足を表示できるFX業者もあります。

 

チャート画面

 

では、USD/JPY 5分足のチャート画面を見てみましょう。

 

1本が5分間の値動きを表しています。

12:00~12:05で1本のロウソク足が作られ、12:05になった瞬間に1つ右に新たなロウソク足が作られていきます。

12:00~12:05で作られたロウソク足の終値が、12:05~12:10に作られるロウソク足の始値となります。

 

 

時間足の関係

 

上位足と下位足

1本のロウソク足を完成させる時間が長い時間足を「上位足」、逆に完成の時間が短い時間足を「下位足」と呼びます。

スイングトレードをする私の場合は月足や週足が上位足、日足や4時間足を下位足となります。

スキャルピングをする人は15分足あたりが上位足、5分足や1分足が下位足となります。

 

上位足で大まかな値動きの上がれを認識し、下位足でエントリーポイント(どの時点で買うか、または売るか)を探します。

 

ロウソク足の主なパターン

 

ロウソク足には様々なパターンがありますが、その中でも特に注目したいパターンをお伝えします。

発生したら熱いポイントとなります。

 

エンゴルフィン(つつみ足)

小さい陰線の後に大きな陽線が出ています。

さらに大きな上昇が見込めます。

 

インサイドバー(はらみ足)

大きな陰線の後に、それより小さい陽線が出ています。

売りの勢力が落ち着き、これから上昇に向かうことを示唆しています。

 

ピンバー

大きなヒゲがあり、小さく実体のあるロウソク足の形です。

下ヒゲが長く、次のロウソク足が大きめの陽線であれば売りよりも買いの勢力が強まったことを示すので、この後に上昇することが期待できます。

 

ドージ

始値と終値がほぼ同じ価格だった場合のロウソク足です。

相場がどちらに動くか迷っていたり、価格が変わるタイミングで発生しやすいです。

 

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