私は自分年金を作るために取組中です。
その取り組みの一つが株式投資であり、
特に「連続増配株や累進配当株、高配当株」へ投資をしています。
今回はT エーティー・アンド・ティーを紹介します。
アメリカの通信会社です。
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Tの配当金
まずは一番重要な配当金について詳しくみていきましょう。
一般的に配当利回り3%~4%以上が「高配当株」と呼ばれます。
Tの配当利回り
※2025年3月現在
配当利回り | 4.18% |
配当額(年間) | 1.11ドル(2024年) |
株価(1株) | 26.52ドル |
配当性向 | 74.5% |
配当月 (配当落ち日) |
1月、4月、7月、10月 (2024年) |
※moomoo証券アプリのデータを元に記載
※配当利回り=昨年の配当額/記事更新時の株価で算定
配当利回りが4%を超えているので高配当株に分類されます。
配当性向も74%なので、まだ余力が残っています。
株価が26ドルほどなので、比較的手が出しやすい株ですね。
Tの配当金推移
単位:米ドル
2014年 |
1.84 |
2015年 | 1.88 |
2016年 | 1.92 |
2017年 | 1.96 |
2018年 | 2 |
2019年 | 2.04 |
2020年 | 2.08 |
2021年 | 2.08 |
2022年 | 1.3525 |
2023年 | 1.11 |
2024年 | 1.11 |
※moomoo証券アプリのデータを元に算定
2021年までは高い水準で配当金を出していましたが、2022年からは減配しています。
022年4月に、ワーナーメディア(HBO、CNN、ワーナーブラザーズなどを含むエンタメ部門)をDiscovery社と統合し、新会社「ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリー(WBD)」を設立しました。
この結果、AT&Tの事業は主に通信業に集中する形になりました。
しかし、メディア部門の収益がなくなったことで、AT&Tのキャッシュフローが減少しました。
高額な配当を支払い続けていましたが、ワーナーメディアのスピンオフ後、負債削減を優先する方針に転換しました。
同時に配当方針を変更し、2022年4月に年間配当を約46%削減しました。
Tの会社概要
(証券コード)名称 | (T)AT&T エーティー・アンド・ティー |
国 | アメリカ |
業種 | 通信 |
事業内容 | モバイル通信サービス、固定電話、インターネット接続、デジタルテレビサービス(DirecTV)などを提供しています。 |
時価総額 | 191,000百万ドル |
Tの配当金にかかる税率
アメリカの株なので日本の配当税率(約20%)の他に、
アメリカの配当税率10%
がかかります。
NISA口座であれば日本の配当税率は0%となります。
財務指標
私が見ている指標はEPSだけです。
EPS:1株当たり利益。利益÷発行株式数。
EPSが高いほど企業の収益性が高いと判断できるので、右肩上がりが望ましいです。
TのEPS推移
2014年 |
1.24 |
2015年 | 2.37 |
2016年 | 2.1 |
2017年 | 4.76 |
2018年 | 2.85 |
2019年 | 1.89 |
2020年 | -0.75 |
2021年 | 2.73 |
2022年 | -1.13 |
2023年 | 1.97 |
2024年 | 1.49 |
※moomoo証券アプリのデータより
年によってばらつきがあります。
2020年はコロナウィルスの影響が、2022年はメディア部門の不調が損失の原因のようです。
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